国際協力の現場から見た アジアと日本 経済技術交流の50年
戦後のアジアと日本の絆を「国際協力」をキーワードに戦後史と共に振り返り、今後のアジアとの友好関係構築、日本のこれから進む道にヒントを与える一書。そのケーススタディとして、「ひとづくり」をテーマにアジアからの技術研修生に日本語教育や経営システム教育を50年にわたって続けてきた海外技術者研修協会の足跡を辿る。インド、中国、韓国、イランでの日本企業の苦労、意外なモンゴルと日本の関係、「復帰前」沖縄からの研修生の活躍、メキシコが重視したアジアの中の日本、看護師・介護福祉士に挑戦するインドネシアの研修生、タイに大学を設立した帰国研修生の話など、「知られざる日本の国際協力の姿」が実感できます。