TOEICリスニングの聞き取りポイントの詳しい解説や「発音できて聞けるようになる５ステップのエクササイズ」でリスニングスキルの定着を目指します。

また解き方だけではなく、ディクテーションと音読トレーニングも追加。
「発音できれば聞き取れる」という考え方で、「音読トレーニング」を重視しています。

600点を効率よく達成したい方、本物のリスニング力を身につけたいという方の独習書として、また授業のテキストとしてご活用いただけます。


内容：
特長
１．各パートの解き方だけではなく、トレーニングの要素（ディクテーションと音読）を追加した。
２．聞き取らないと解くことができない英文部分の「ディクテーション」を徹底的に行う。
３．「発音できれば聞き取れる」という考え方で、「音読トレーニング」を重視。

構成
１．全体構成： 全2 0 章（Part 1：13 章、 P art2 ：７章、 Part 3：6章、P art 4：4章）、MINI TEST、音読練習
２．各章構成：
(1)ナビポイント３カ条（正解を導く重要ポイント）
(2)問題の解き方のコツ
(3)Words & Phrases （問題を解く前に「目」で確認）
(4)問題（ディクテーションで問題英文を聞き取る→ナビクイズで解き方を学ぶ）

学習の流れ
STEP 1
まずTOEIC形式の問題を解いて正答と思われるものを選びます。

STEP 2
次にディクテーション*でキーワードをしっかりと聞き取れるようにします。
＊例：（　　　）内を聞いて問題英文を書き取る（Part 2の場合）。
( Who’s ) in ( charge ) of the ( arrangements )
for the party?
（A） That’d be ( me ).
（B） They ( charge ) about ( five ) ( dollars ).
（C） ( When ) is ( it )?

STEP 3
さらにナビクイズ*で「正解ルート」を見つけられるようにします。
　＊例：解説文は自分で完成させる。
パーティーの（ 準備責任者は誰か ・準備費用は誰に請求するか）と尋ねている。(A)は（ 私だ ・私の物だ）と伝えている。(B)は（責任者の名前・ 請求額 ） を伝えている。(C)は（場所・ 時間 ） を問い返している。疑問詞に対する情報がある（（A）・（B）・（C））が正解。問いかけと同じ発音の単語に引っかからないように注意しよう。

STEP 4
最後に音読をします。音声を真似て発音できるようになれば、必ず英文が聞き取れるようになります。何度も音読できるよう「解きリス」も応援します！
*「解きリス」は、本書のキャラクター（本書P.172～「音読でリスニング力アップ！」内の「ガンバリスマーク」参照。




中村信子（なかむら のぶこ）
日本大学・東京家政大学・東洋英和女学院 大学非常勤講師。上智大学大学院博士課程満期退学。広島大学学校教育学部卒。言語学修士、中・高専修英語教員免許。 TOEIC L&R テスト990 点取得。著書『TOEIC L&Rテスト リスニング 解き方のスタートライン』（スリーエーネットワーク、共著）、『2カ月で攻略 TOEIC L&Rテスト600点! （アルク、共著）』、『TOEIC L&Rテスト 基本単語帳（研究社、共著）』。

山科美智子（やましな みちこ）
元埼玉女子短期大学准教授。中央大学・学習院女子大学非常勤講師。早稲田大学理工学部 TOEIC セミナー担当。 San Jose State University 大学院言語学専攻。College of New Jersey 大学院教育学修士。慶應義塾大学文学部卒。現在ドイツ在住。著書『TOEIC L&Rテスト リスニング 解き方のスタートライン』（スリーエーネットワーク、共著）

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