第6回看護と介護の日本語教師研修 「看護・介護日本語教育の諸相 ―発音指導の捉え方―」 「介護の専門語彙の学習支援 ―専門用語と日常語を同時に学ぶ方法の提案―」
「発音指導の捉え方」として発音の指導・矯正の教授法の紹介と、「介護の専門語彙の学習支援」として一つの方法を紹介する、2つの研修会を開催致します。
【日 時】
2019年5月11日(土) 13:00 –17:30(受付12:30-13:00)
【場 所】
首都大学東京 南大沢キャンパス (6号館401教室) ※秋葉原会場ではございません。ご注意ください。
【講 師】
【発音指導の捉え方】 川口義一氏(早稲田大学名誉教授)
【介護の専門語彙の学習支援】 遠藤織枝氏(にほんごの会企業組合代表)
【内 容】
13:00-15:30
【発音指導の捉え方】
本研修では、オーディオリンガルの教師中心の「教え込む」教授法から学習者が主体となる「学び取らせる」教授法への転換を可能にする、「サイレントウェイ」式の仮名導入と「ヴェルボ =トナル・システム」による発音の指導・矯正を紹介します。この二つの教授法によれば、学習者の母語が何であれ、初級初日から発音の正確性を意識化でき、個々人の癖の矯正も容易になり、かつ、談話全体レベルでの発音の自然さも日常的に訓練できます。
15:45-16:30
【介護の専門語彙の学習支援】
介護の現場で働き、特に国家試験を目指す人にとって、介護の専門用語や、介護分野特有のことばを習得するのはとても重要なことです。例えば、日常的に使う「飲み込む」は、専門用語では「嚥下」と言い、現場で働く外国人は、日常の言葉と専門用語を両方覚える必要があります。その負担を減らしながら介護の専門用語を覚えるためのひとつの方法として、上下にルビをつける方法を紹介します。こうした方法が有効かどうか、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
16:45-17:30
【きき隊!コーナー】
実践の先輩にいろいろ尋ねてみよう!話してみよう!
①発音指導もっと!
②政策・提言もっと!
③看護と介護のことばもっと!
④看護と介護の教材もっと!
⑤日本語教育支援についてもっと!
17:20-17:30
まとめ・振り返り
18:00-
懇親会(希望者)
【申し込み】
https://www.kokuchpro.com/event/4d7ee037f7d8a6f4c76089f7d9593a9a/
【定 員】
120名
【参加費】
一般2000円、学生1000円(当日支払:学生の方は学生証をご持参ください)
【申込期限】
2019年5月10日(金)
【お問い合わせ】
kensyu.kangokaigo@gmail.com