2021年2月26日(金) 小出記念日本語教育研究会 第3回ワークショップ「PAC分析 入門」
【主催者名】
小出記念日本語教育研究会 http://koidekinen.org/
【日 時】
2021年2月26日(金) 20:00-22:00 (UTC+9)
【場 所】
オンライン開催(Zoomを利用)
【定 員】
100名(先着)
【申込み】
https://koide20210226.peatix.com/
【参加費】
当研究会の会員は無料(*)、非会員は500円
*ただし、 2020年度年会費を納付済みであること。
【講 師】
小澤 伊久美(国際基督教大学・課程上級准教授)
丸山 千歌 (立教大学・教授)
【ワークショップ内容】
個人別態度(Personal Attitude Construct: PAC) 分析は、社会心理学・臨床
心理学の知見を持つ内藤哲雄先生(前信州大・福島学院大学/現明治学院大学
国際平和研究所所員)が開発された手法です。
PAC分析は、ある刺激に関して自由連想をさせ、連想語同士の類似度を評定
させた結果をクラスター分析にかけ、そのデンドログラム(樹形図)をもとに
インタビューを行って調査協力者の内面探索を促すという特徴を持っています。
開発から20 年以上が経過し、日本語教育を含め様々な分野で活用されるよう
になりましたが、名前を聞いたことがあるけれどもまだどのような手法である
のかがわからない、使ってみたいけれども実施上の留意点にはどのようなもの
があるかわからない、といった疑問をお持ちの方も少なくないようです。
本ワークショップでは、そうした入門者を対象に、PAC分析の手順を紹介し、
デンドログラムの読み取りやインタビューの際の留意点を解説します。また、
PAC分析について学ぶことが、研究だけでなく教育実践にいかに活用し得るか
について参加者のみなさまとともに考えたいと思います。
【問い合わせ】
小澤伊久美 ozawa@icu.ac.jp