※本セミナーは定員に達したため、受付を終了しました。

　日本語を教えるにあたって、日本語の文法知識を身につけることは必須の条件であると言われます。私たちは義務教育で国語の文法を学びますが、日本語教育の文法とは異なるところが多くあります。現場で教える日本語教師の中にも両者の違いをはっきりと区別しないで教えている方が見受けられます。今回のセミナーでは、両者の根本的な違いを理解し、日本語文の基本的な構造を見つめなおします。
　午前のセミナーでは、学校文法と日本語教育文法の活用の違いを確認し、日本語文のコアとなる述語の働きを理解します。午後のセミナーでは、日本語文において重要な役割を演じる主題について、そのメカニズムを知り、日本語文の基本的な構造への認識を深めます。両者の違いを今回のセミナーでしっかりと理解し、今後の日本語教育に活用していきましょう。

講師： 原沢 伊都夫 先生

静岡大学名誉教授。専門は日本語教育（日本語文法、異文化理解、言語学）。

山梨県甲府市生まれ。明治大学卒業後、オーストラリア国立大学グラジュエイト・ディプロマ課程（応用言語学）、同大学院修士課程（日本語応用言語学）修了。主な著作に『考えて、解いて、学ぶ 日本語教育の文法』（スリーエーネットワーク）、『異文化理解入門』（研究社）、『日本語教師のための入門言語学－演習と解説－』（スリーエーネットワーク）などがある。

HP「原沢伊都夫研究室」：https://nihongo-kyoiku.com/ （「原沢研究室」で検索）

日　時： 2024 年６ 月９ 日（日） 受付 9:30～

　　　　学校文法と日本語教育の文法 10:30～12:30

　　　　日本語文の構造 13:30～15:30

会　場：京都市国際交流会館 特別会議室 （京都市左京区粟田口鳥居町2-1）

　　　　京都市営地下鉄東西線 「蹴上駅」 下車 北へ徒歩5 分

定　員：70 人

参加費：KICA 会員 ・ kokoka 日本語チューター 無料

　　　　一般　午前 1,000 円、 午後 1,000 円

主　催：一般財団法人 京都国際文化協会（KICA）
共　催：kokoka 日本語チューター
協　力：株式会社凡人社、スリーエーネットワーク

問合せ/申込み：

（一財）京都国際文化協会 

Tel：075-751-8958　Mail：kica@kicainc.jp

※本セミナーは定員に達したため、受付を終了しました。

WEBサイト　https://kicainc.jp/