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●まずは、英文の構造を確認しましょう。



*本書では「述語」という用語は使っていません。


☑英文は〈主語+動詞〉で始まるのが基本です。
☑上の「代名詞」や「形容詞」、「名詞」を「品詞」と言います。

3級では次の7つの品詞をしっかりと押さえましょう。



<そのほかの重要な語>
3級からはますます文構造がややこしく、1つ1つのセンテンスが長くなっていきますので、どの品詞の語がどの品詞の語と相性がよいのかを意識してみましょう。

冠詞 ― a、an、theの3つ
 ⇒形容詞の仲間で、後には名詞が続く。
疑問詞 ― what「何」やwho「だれ」、which「どれ、どの、どちら(の)」など
 ⇒疑問詞は代名詞や形容詞の働きをする。
  たとえば形容詞what「何の」だと、what time「何時」のように、後に名詞が続く。
助動詞 ― ・can「~できる」やmust「~しなければならない」など
     ・do[does、did]やhave[has]
 ⇒Have you ever been abroad?などのhaveは助動詞で、I have many books.などの
  haveは「~を持っている、~を食べる」という意味の一般動詞。
関係代名詞― who、that、which、whose
 ⇒3級で出る関係詞はこの4つ。
  ヒトのあとに用いるwhoと、モノ・コトのあとに用いるthat、whichと、
  whoseは所有格で「~の」を表し、あとに名詞が続く。




●次に、本書の補足説明として、SVOCの文をまとめました。本書では単独で扱っていませんが、問題の中で扱われていますので、お子様と一緒に取り組む際に参考にしてください。


 make+O+C「OをC(の状態)にする」
  例文:The letter made her sad.
    「その手紙が彼女を悲しませました」⇒「その手紙を読んで彼女は悲しくなりました」

 keep+O+C「OをC(の状態)に保つ」
  例文:Keep the windows open.「窓を開けたままにしておいてください」

 call+O+C「OをCと呼ぶ」
  例文:Everyone calls me Kei.「みんなは私をケイと呼びます」
     I visited a temple called Horyu-ji.「私は法隆寺という寺を訪れました」

目的語(O)に人を表す代名詞がくるときは、目的格(「~を」の形)になります。筆記1でときどき次のような問題が出ますので、確認しておきましょう。







●最後に、文法項目に関するアドバイスです。3級の受検に当たり、以下の到達目標を参考にしてください。


☑3級文法「受け身、付加疑問、間接疑問、分詞、関係代名詞、SVOC」 ⇒読んで意味が分かればOK!

☑3級文法「現在完了、不定詞の応用」 ⇒読んで&聞いて意味が分かるようにしましょう!

☑4級文法 ⇒書ける&話せるようにしましょう!

ライティングと面接では、難しい英文や文法の知識は問われず、およそ4級の範囲内で対応できるようになっています。ですので、ライティングと面接の対策については、3級から出題される文法よりも、4~5級の文法をしっかりと復習し、書いたり話したりする練習をしましょう。

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